アルツハイマーへの効果
明日葉は、アルツハイマー型認知症を予防する効果があるのではないか、と注目を浴びています。
アルツハイマー型認知症は、脳が次第に委縮していく病気で、最終的には死にいたる病として知られています。
初期の症状は、物忘れがひどくなったり、直前におこったことも忘れてしまったりということがありますが、症状が進むと時間や場所などの記憶がなくなり、言葉がわからなかったり、脚に麻痺やけいれんといった症状が起きてきます。
特効薬や有効な治療法も今はまだ確立されておらず、少しでも進行を遅らせるように努めるのが一般的です。
明日葉の効果
明日葉が、アルツハイマー型認知症の予防のカギを握ると言われる理由は、神経成長因子(NGF)への作用です。
NGFとは、神経細胞の生成や維持にかかわるたんぱく質で、神経系の回復や、脳の老化を防止する作用があると言われています。
近年の研究の結果、このNGFの生成を促進する作用がある「クマリン」という物質を含む植物が複数見つかっています。
明日葉、ホップ、食用菊の花、紫ウコンなどが、それにあたりますが、その中でも明日葉は、他の植物より群をぬいて多く、15倍~20倍もNGFの生成を促進するパワーがあることが確認されたのです。
注目成分クマリンとは
クマリンは、セリ科、ミカン科、豆科、菊科などの植物に多く含まれ、具体的にはパセリや明日葉、柑橘類に含まれています。
抗菌作用やエストロゲン様ホルモン作用、光感作用促進、抗血液凝固などが知られており、血栓防止薬として利用されています。
この明日葉に含まれるクマリンが、NGFの生成を促進し、アルツハイマー型認知症という恐ろしい病気を予防する治療に有効ではないかとして、医療の世界で注目されているのです。
